Why?
Italian Awning!
「オーニング」という言葉を聞いた事のある方はかなりのガーデニング通!主婦の間で大変流行っています。発祥の地はイタリア。イタリアへ旅行に行った事のある方は街で目にしている事でしょう。イタリアを代表する都市ミラノ・ ベニス・ローマ・フィレンツェなどは近代的な建物や歴史ある建物が混在している街ですが、それぞれの建物にあわせて テラスやバルコニーで活躍しています。街の景観を崩さず、本来の用途である雨除け(雨よけ)や日除け(日よけ)をしてくれ、強く生活に密着しています。
本題になりますが、弊社は「なぜ?イタリアンオーニング!」なのか。
先代更科社長がイタリアからオーニング部材を輸入するに至った経緯・想いなどを当時の「オーニング社長日記」から抜粋し紹介します。
イタリア「リリ社」ヘ訪問した時の記事になります。現在はリリ社の技術を受け継いだイタリア「ALFOTEC社」の部材を輸入しています。
——- ブログ記事より ——-
当社が輸入しているイタリアンオーニングを製作しているリリ社に訪問してまいりました。
イタリアでは夏の日差しが強く、日本よりは湿気が少ないとは言え、その暑さは日本に勝るとも劣りません。
ヨーロッパは全体的に日本よりも緯度が高いため、夏でも真昼の日射が横から強烈に射します。
基本的には日光が大好きなヨーロッパの人は積極的に日光を取り込もうとします。
しかし、真夏の直射日光はさすがに歓迎されません。その為、日光を取り込むことも、また遮ることもできる可動式のオーニングが大活躍するのです。
ヨーロッパにおけるオーニングはそのライティング・シェイディングデザインを考える上で重要な役割を担ってきました。
当社は、長年にわたり店舗テントを専門にしてまいりましたが、約20年前からオーニングも取り扱うようになりました。その際、「最もオーニングの取付けられている国で、デザイン性も豊かなイタリアから部材を輸入することに決めました。」
その時からの付き合いである、「リリ社」へは何度か訪問しましたが、今回は久しぶりに次回のオーダーを直接イタリアのリリ社で打ち合わせてきました。
本社に訪問するのは数年ぶりとなるので、前回訪れた時から色々と変わっていましたが、今回はそのレポートを何回かにわけしていきたいと思います。
上の写真はリリ社の事務室です。事務室を囲うようにある窓にはもちろんオーニングが設置されています。左から、黄・オレンジ・青・ピンクとイタリアならではのカラフルなキャンバスが張られています。日本では見かけない鮮やかな色彩に思わずパシャリ・・・
まずはともあれ工場見学です。
写真は、出来上がったオーニングのパーツを組み立て、検品しているところです。オーニングの命であるアームを機械で組み立てた後は、手作業でスプリングの状態を確認しています。
リリ社から世界中にオーニングの骨組みが輸出されます。丁寧に梱包されて、出荷となります。ヨーロッパでは大型のオーニングが多く見られます。作業する人と比較すると、オーニングの大きさが一目瞭然です。
オーニングのフロント部分のタレの見本です。
もちろん、当社でも加工可能です。リリ社で見たときに、当社のホームページにはタレの見本が無い事に気が付きました。後日、タレの見本を作るべきだなと、感じパシャリ。
——- 以上、「オーニング社長日記」ブログ記事より ——-